※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『かくかくしかじか』は、東村アキコによる日本の漫画。『Cocohana』(集英社)2012年1月号から2015年3月号まで連載された。
あらすじ
林明子は、宮崎県の片隅で伸び伸びと育ち、自分は絵の天才だと思い込みながら「少女漫画家」になることを夢見ていた。高校生になった明子は、「美術大学に進学して、在学中に漫画家としてデビューする」という無謀な計画を立て、高校3年生で美大進学を目指そうと決意する。 デッサン力もなく油絵経験のない明子は、美大受験を目指すクラスメイトが通っている「日高絵画教室」の美大進学コースに通うことになる。しかし、講師をしている画家 日高健三に、それまでの自信と天才との思い込みを粉々に打ち砕かれ、待っていたのは日高による「罵声と竹刀とアイアンクロー」のスパルタ指導であった。 それ以降、厳しくも優しい恩師・日高先生と、お調子者のミラクルガール・明子が、ときに笑い涙し反発しながらも、二人三脚で美大合格を目指すことになる。しかし、11月に学科テストなしの推薦で「筑波大学の芸術専門学群」に実技と面接のみ受験したものの、見事に不合格になってしまう。 1月には学科テストを受けざるを得なくなるが、超能力じみた「ダウジング」によるミラクルパワーを発揮して、奇跡的にセンター試験で高得点を取った明子は、デッサンと実技では苦戦を強いられたものの、見事2月にC日程で受験した「金沢美大」に現役合格する。 無事に金沢の美大に合格した明子だったが、大学では遊びふけり、まったく授業に身が入らず、スランプで絵が描けなくなっていた。そして「漫画家が夢」にも関わらず、まったく漫画を描かない状態が続いていた。帰省した明子は、「日高絵画教室」で絵を描かされて、ようやくスランプから脱出する。 その後、西村というイケメンの彼氏も出来て、人生の春を謳歌する明子。そんな中、日高が突然に訪ねてきて、一緒に大学見学を強要した挙句に、明子の部屋に泊まろうとする。そのため明子は、日高を自分の部屋に置きざりにして、彼氏の部屋に退避する。翌日、日高を空港まで送ってから明子が部屋に戻ると、そこには焼酎が残されていた。それを見た明子は、「日高は20歳になり成人した明子と、一緒に酒が酌み交わして夜通し話がしたかったのだ」と悟り、のちに後悔することになる。 4年生になった明子は就活で悪戦苦闘するが、日高のツテで「私立高校の美術の先生」になることが決まる。
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