※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『SARU』(サル)は、五十嵐大介による日本の漫画。描き下ろし単行本という形態で発表され、上巻が2010年2月25日に、下巻が2010年10月29日に小学館のIKKI COMIXから発売された。
あらすじ
いにしえの時代より世界各地に現れ、災いをもたらしてきた存在。人々は"猿"のような姿をしたそれを、己の信ずる宗教や土着信仰にもとづき名前を与え、畏れてきた。「斉天大聖孫悟空」も、そうして与えられた名のひとつだった。そして現代。人類はまた姿を現したそれと対峙することになる。 ペルー、リマ。何者かが反魂の儀式を行い、征服者ピサロを蘇らせる。 フランス、パリ。少女とその両親が乗る乗用車のフロントガラスをネズミの群れが覆い、事故を起こさせる。 ロシア連邦、サハ共和国ユカギル。溶け出した永久凍土から猿に似た巨大な生き物の遺骸が発掘される。 インド西部・ゴア。聖フランシスコ・ザビエルの遺体が祭壇から消えた。 時を同じくして世界各地で不可思議なことが起こる中、パリの交通事故で唯一生き残った少女イレーヌは、入院中に現れた症状により"悪魔憑き"と認定される。バチカン公式エクソシスト・カンディドはイレーヌの身元引受先であるイタリアに派遣され、彼女に接触。しかし、彼の呼びかけに対し、少女は自らを「斉天大聖孫悟空」と名乗った。 一方、フランスのアングレームでは、日本人留学生の奈々が謎の目の痛みに苦しんでいた。それが黒魔術による呪いのせいだと一目で見抜いたのは、ブータンから来た若き僧侶・ナムギャルだった。伝統ダンスの名人として国際ダンス・ビエンナーレに招かれたナムギャルに興味を抱いた奈々は、アフガニスタンへ向かうという彼に同行を申し出る。 そして、イレーヌに取り憑いた「孫悟空」を名乗る者が単なる"悪魔"ではないと確信したカンディドもまた、その「孫悟空」の導きによりアフガニスタンへと向かうのだった。
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