※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『灰者』 は、木城ゆきと作のSF漫画である。集英社の雑誌『週刊ヤングジャンプ増刊・ウルトラジャンプ』にて、1995年から1996年にかけて全4話が企画掲載された。単行本は1998年に同社より全1巻が発売された。木城の講談社移籍後は、『講談社コミックプラス』にて電子書籍化されている。
出典: Wikipedia「灰者」 (CC BY-SA 4.0)
あらすじ
クズ鉄街西部地区で絶大な人気を誇り、栄光を求めて数多の選手達が集うモーターボール界。3部リーグのチーム「スパンダウ」に所属する若手選手スネブは、新人テストで天才的な走りを披露して将来を期待された存在だった。だが、スネブはデビュー戦の最中にコース内に乱入した謎の観客「マラソンマン」と凄惨な死亡衝突事故を起こし、以降は憑りつかれたようにクラッシュを繰り返して初勝利はおろか完走すらままならず、先輩モーターボーラーのドラグノフらに罵倒される日々を送っていた。スネブは遂に成績不振でチームを解雇されるが、恋人の娼婦ベレッタは彼に対し、また走れる、そして勝て、と予言めいた励ましをかける。 一方、スパンダウ内では、スネブの解雇後に彼が思わぬ集客力を有していることが明らかになった。一部の観客は彼のクラッシュをパフォーマンスと捉え、選手のボディに搭載されたモニタリングカメラを通じてクラッシュを疑似体験することに狂気的な快楽を見出していたのだ。スパンダウのオーナーはスネブとの再契約を決め、彼を「自爆王」の二つ名でプロモートし、レースの勝利は目指させず意図的なクラッシュでモニタリング視聴率を稼がせることを目論む。オーナーの企みを知らないスネブは次こそはと意気込み、復帰戦のチケットをプレゼントするためベレッタの部屋を訪れるが、彼女は数日前に何者かによって惨殺されていた。 復帰戦でスネブは意図的に自爆せよとのオーナーや監督のベンの指示を無視し、完走を目指して懸命に走るが、結局はマラソンマンの幻影に唆されて自爆してしまう。失意のままに自宅に戻ったスネブは何者かの襲撃を受け負傷する。ベレッタの殺害と、自らへの襲撃の裏に何があるのか。スパンダウのエンジニアであるホルメゴルドと、ベレッタの親友ヴォーナの助けを借りて事件の真相を追うスネブは、やがて薬物投与によって選手の能力を意図的に上下させ、賭けの結果を操作しようと目論むモーターボール界を揺るがすスキャンダルを解き明かしていく。そして、自身が秘密裏に選手の能力を低下させる新薬「アダム」の実験台にされて自爆を繰り返していたことを知るのだった。 薬物スキャンダルの露見でオーナーやベンが行方をくらましたことで、スパンダウの活動継続は不可能となり、スネブはモーターボーラ―としての最後のレースを迎える。
出典: Wikipedia「灰者」 (CC BY-SA 4.0)
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