※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『きりひと讃歌』 は、手塚治虫による日本の医療漫画。『ビッグコミック』(小学館)において、1970年4月10日号から1971年12月25日号まで連載された。1972年に虫プロ商事からCOMコミックス増刊として全2巻が刊行され、その後も各社から繰り返し再版されている。
あらすじ
モンモウ病とは、四国の山あいにある犬神沢の村に起こる奇病である。突然恐ろしい頭痛に襲われ、獣のように生肉を食べたくなり、やがて体中が麻痺して骨の形が変わり、犬のような風貌になる。そして1ヶ月以内に呼吸麻痺で死に至る、という難病である。人の姿を失うこの病気を、人々は恥じ、恐れていた。 大阪のM大学医学部でモンモウ病患者を担当していた青年医師小山内桐人は、この病気が川の水や土質に由来する中毒だとする仮説を立て、学生時代からの友人占部とともに研究を進めていた。一方、上司の竜ヶ浦教授はビールス(ウイルス)による伝染病説をとなえていた。そんな折、小山内は竜ヶ浦の指示により、担当患者の出身地、犬神沢へ赴くことになる。 婚約者のいずみを残し、小山内は犬神沢へ赴任する。外部からの介入を嫌う閉鎖的な空気を感じる中、村長は意味深な笑いと供に「御馳走」を供すと告げる。はたしてその夜届けられたその「御馳走」とは、村の娘のたづであった。それは村の風習として村の娘を客人に饗し、村の血が混じった(性的に交わった)時点でメンバーシップを認めるという通過儀礼であった。 しかし、犬神沢でモンモウ病の研究を続ける事は村人の嫌悪を呼び、小山内は命の危機にさらされる。たづは小山内の身を守るためにと結婚を申し出、小山内もそれを受け入れる。調査を続けるうち小山内はモンモウ病に罹患してしまうが、犬のような外貌になり果てた自分を忌避することなく愛し、研究の助手を務めてくれるたづを小山内もまた愛するようになり、信頼を深めていく。 いずみは犬神沢から戻らない小山内の身を案じていたが、占部に騙され、凌辱されてしまう。小山内に対し、友情とコンプレックスという二つの矛盾する強い感情を抱える占部は、彼を裏切りいずみを傷つける一方で、真剣にその身を案じてもいた。占部は小山内を探すため現地へ向かおうとするが、竜ヶ浦教授から突然アフリカ行きを命じられ、いずみに慎重に行動するよう忠告を残して旅立った。 小山内はモンモウ病の原因が村の水に含まれる希土類にあることを確信し、県の保健所に報告に行こうとたづを連れて山を降りるが、通りがかりのヤクザ者にたづを陵辱され殺されてしまう。さらに自らが医局から除籍されている事を知り、途方に暮れる。さらに、その姿の為に人間扱いされず、人買いに拉致され、台湾の大富豪万大人の宴会の見世物として売られてしまう。
外部データベース: MADB · Wikidata · AniList
通常版・文庫版・合本の違いとISBNの確認方法 / 出典・更新方針・訂正窓口
単行本一覧
Comコミックス増刊 初刊
3冊 · 1972-03〜1972-04
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1972-03 | 396 | |||
| 2巻 | 1972-04 | 424 | |||
| 2巻 | 1972-04-10 | 300円 | 424 |
COMコミックス増刊
1冊 · 1972-03
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1972-03-10 | 300円 | 396 |
ハード・コミックス
2冊 · 1974-11〜1974-11
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1974-11-20 | 490円 | 298 | ||
| 2巻 | 1974-11-30 | 286 |
ハードコミックス
1冊 · 1974-12
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2巻 | 1974-12-30 | 285 |