※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『かんなぎ』は、武梨えりによる日本の漫画作品である。副題は「Crazy Shrine Maidens」。『月刊ComicREX』(一迅社刊)にて創刊号(2006年1月号)から2017年9月号まで連載された。2010年8月時点で第6巻までのコミックス累計発行部数は200万部を記録している。
あらすじ
美術部員の高校1年生・御厨仁は霊感が強い少年。彼は地区展に出展するため、切り倒された神木を元に手彫りの精霊像を作っていた。すると地面に置いていた精霊像が砕け、中から「産土神」を自称する少女、ナギが現れた。神木が切り倒されてしまったために仁が住む神薙町には災厄を生むとする「ケガレ」が出現する。それを退治する為に仁とナギの共同生活が始まった。ナギの妹ざんげちゃん、幼馴染のつぐみなどを交え、明るく楽しい日常が繰り広げられるが、ナギが「ケガレ」についての詳細を不自然な程に知らなかったり、時々記憶が途切れたり、人格が変わったりして自我が脆弱であることが判明する。仁は未熟な自分と彼女を重ね合わせ、2人は共に自分探しを始める。 ナギの人格が変わるのを不審に思った仁は思い切ってナギのもう一つの人格(かんなぎ様)に話しかけてみると会話が成立し「ナギの正体を知るとナギが崩壊する」ことを告げられると共に、樹のイメージの夢を見る。謎をはらんだまま夏の合宿へと舞台は移動し、仁たちは他の街を守護する神と出会う。そこで「神」は「分身霊」と呼ばれる複数の人格を持ちそれぞれの自意識は同一である事が判明する。つまりナギは、何故か自意識が上位の人格と同一でない「おかしい」分身霊である事が推察された。 ナギの謎の全容がなかなか明らかにならない中、仁はナギの知り合いであるという謎の人物・大東(おずま)と出会う。彼は実はケガレが集まった存在であった。仁はナギへの恋心を自覚し、デートを持ちかけ告白を試みる。しかし、そこにデートを邪魔しにざんげちゃんが現れ、「大東はナギの想い人」であると仁に告げ動揺を誘う。大東と再会したナギは記憶が戻り、大東を自ら身体に取り込み穢れ、自分を祓うようにざんげちゃんに頼む。そして、ざんげちゃんによってナギは消滅させられてしまう。 ナギの消滅で悲しみにくれる仁だったが、修験者である祥峰の助けを借り、文化祭にナギを復活させることに成功。ナギを霊視する度に視える樹のイメージの正体は「因果の樹」(因果=縁)であり、ナギは縁結びの神である事が判明した。しかし、再度顕現したナギは仁の記憶を失っていた。ナギの謎を明らかにすべく、仁は祥峰の助けを借りナギを霊視し、過去を覗き見る。過去の世界、中世の日本でナギはかんなぎ様と呼ばれ崇められていたが、神らしい人間味に欠けた人格だった。
外部データベース: MADB · Wikidata · AniList
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