※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『さくら子すみれ子』(さくらこすみれこ)は、わたなべまさこによる日本の漫画作品。集英社の『週刊マーガレット』の1965年30号 から1966年10号(昭和41年3月6日号)まで連載された。
あらすじ
アメリカで牧場経営事業を持つ白鳥夫妻は、種馬探しを兼ねて九州阿蘇を訪れていたが、活火山の大噴火に巻き込まれてしまう。臨月の妊婦だった白鳥夫人千穂はそのショックで出産が始まってしまうが、偶然通りかかった帰省中の看護婦菊に助けられ、牧草を刈る季節のみ使われる草泊まりの小屋で、無事に双子の女児が誕生する。しかし白鳥夫人は双子につけたい名前を「さくら子…すみれ子…」とつぶやいた後、衰弱死。菊は、東京でひと月前に出産してすぐ子どもを亡くしていたので、双子にお乳を飲ませているうちに情が移ってしまい、一人を自分の子どもとして育てようと決心、翌朝迎えに来た白鳥氏とその両親には子どもを一人だけ渡す。しかし、自責の念にかられた菊は、阿蘇山中に住む元は軍医だった老父源造に、さくら子と名付けた子どもを託した後、火口に身を投げて自ら命を絶つ。源造は菊の残した書き置きに従ってさくら子を東京の白鳥家に返しに行こうとするが、娘を亡くした悲しみを癒してくれるさくら子を手放せなくなり、人里離れた山奥で育てるようになっていた。 10年後。阿蘇では、草泊まりの小屋のあった丘に、亡くなった夫人を偲んだ白鳥家の別荘が建てられていた。生前の菊とは親友だった小夜の弟、順平は、はじめて別荘を訪れた白鳥家の令嬢すみれ子と知りあって親しくなる。その頃の阿蘇のふもとの村では、山の奥深くに住むという「みやま」と呼ばれる黒い馬が時おり里に降りてきて、大事な家畜の馬を山奥へ連れていってしまうという事件が続いていた。小夜と順平の家からも家畜馬の青が連れ去られ、白鳥家の別荘からも、すみれ子の愛馬ホワイトローズが連れ去られてしまった。順平は、祖母や姉の反対を押し切り、馬達を取り戻すために危険の多い阿蘇山中へと出かけるが、見覚えのある馬達をみつけた途端、崖から転落。負傷した順平が意識を取り戻した時、目の前にいたのは、すみれ子と同じ顔の少女で、さくら子という名前だった。村では昔から伝説的な名馬とも言われてきた「みやま」を乗りこなしているのも、さくら子だった。村からいなくなった馬達は、山中の牧草地で繋がれることのない自由な世界にいた。 源造こと源爺の医術の心得によって回復した順平は、さくら子と仲よくなるが、さくら子にとっては、初めて出会った人間の友達だった。
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単行本一覧
TEEN COMICS DELUXE 初刊
1冊 · 1971-03
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1971-03-25 |
わたなべまさこ名作集 選集
2冊 · 1992-06
ティーン・コミックス・デラックス 愛蔵版
1冊
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2巻 |