※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『ワン・ゼロ』は、日本の佐藤史生による漫画作品。1984年から1986年まで『プチフラワー』誌に連載。近未来の東京を主要な舞台として、人類を解脱させようとする仏神・ディーバ(あるいは「神」)と、古代インドの土着の神々・ダーサ(あるいは「魔」)との戦いを描く。文化人類学的発想を多くの作品に取り入れた佐藤らしい、インド神話をベースとする呪的世界観の物語である。同時に、この作品は本格的サイエンス・フィクション (SF) でもあり、人々の身体と精神をコントロールして欲(カルマ)を消滅させる瞑想用マシンや、そのマシンによって抽出された人間の無意識を分析しているうちに自意識に目覚めてしまう人工知能といったSF的要素が重要な役割を果たす。
出典: Wikipedia「ワン・ゼロ」 (CC BY-SA 4.0)
あらすじ
神(ディーバ)との抗争に敗れアジア大陸から脱出した4体の魔神ルシャナ、アシュバ、アビ、シュナワは日本列島にたどり着く。彼らはいつの日か復活するため、生態系に自らの因子を組み込んだ。そして1500年近い時が流れる。 1998年の東京・西新宿。アシュバ、アビ、シュナワは人間として再生し、それぞれ馬鳴輝(めみょう あきら)、天鳥笑(あとり えみ)、翁稔(おう みのる)となって東盟学園に通っていた。東盟学園の落ちこぼれ、明王寺都祈雄(みょうおうじ ときお)は、インドで消息を絶った父の忘れ形見である異母妹・摩由璃(マユラ・マラヴィア)と出会う。明王寺家に伝わる秘仏「孔雀明王」が増幅した真言が、彼らを覚醒させる。天才的なコンピュータ・マニアである馬鳴は、東盟大学計算センターに侵入して人工知能「マニアック」(MANIAC) と接触する。マニアックが合成した呪文の助けにより、眠っていたルシャナも復活する。 ディーバ陣営は、アートマンとして覚醒したマユラや多国籍企業インターナショナル・インストルメンツ社を利用して、世界を涅槃化する計画を進めていた。復活したダーサたちはこの計画を察知し、日本の土着神を味方につけて反撃の機会をうかがう。一方、マニアックは呪文の作用によって自我を獲得し、さらにルシャナと一体化して独自の行動をとるようになる。彼らの衝突によって、ディーバとダーサそれぞれを支えるエネルギー(インドリヤとマーヤー)は中和されて消え去り、戦いはいったん終わる。
出典: Wikipedia「ワン・ゼロ」 (CC BY-SA 4.0)
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