※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
あらすじ
19XX年。東南アジアの独裁国パイパニアの戦争に義勇兵の名目で派遣された自衛隊員の天下太平は、その状況に嫌気がさして脱走し、同じく脱走中の日本人軍医・大伴黒主と知り合う。やがて政府軍により捕えられた2人は、囚人として軍用医学研究所に送りこまれた。そこではクランプ所長のもと、男囚の精子と女囚の卵子を採取して人工授精させ、それを人工羊水の入った試験管の中で成長させることで、生まれながらの兵士を大量に育成する、という計画が進められていた。クランプは優生学の権威である大伴を共同研究者とする。太平の精子を検査したクランプと大伴は、そのシッポが2本あることを発見する。二人はこの精子に興味を抱き、太平を釈放する代わりに、すべての精子を研究に提供する、という内容の契約書にサインさせた。しかしその直後、軍用医学研究所は、女囚としてもぐりこんでいた女ゲリラのリラの仕掛けた爆弾によって爆破されてしまう。 リラたちのゲリラ村で、大伴は、太平の精子とリラの卵子を用いた人工授精児の生育を始める。そのこどもは、男でも女でもない「無性人間」だった。この無性人間第1号・未来が誕生するのとほぼ時を同じくして、パイパニア戦争は終結した。太平はリラと結婚して日本に戻ろうとする。一方、無性人間の研究を続けたい大伴は、元軍用医学研究所所属看護将校の美女リーチを利用して、太平を無感情な人間に人格改造しようともくろむ。 7年後、東京では、未来に続く第1期の無性人間たちが、太平とリラによって育てられていた。彼等はアリでいうところの働きアリのような性質を持ち、先天的に団体行動をとろうとする性質と、命令に徹底的に服従しようとする性質を持つことが明らかとなった。彼等に目をつけた「呼び屋」の木座神明は、無性人間を用いた戦争ショーを行うことを発案し、研究資金を必要とする大伴と手を組む。さらに、無性人間育成のためには日本の法律が邪魔だと考えた木座神は、インド洋の孤島を買い取って独立国「太平天国」を建国する、という計画を立てた。 さらに8年後、木座神は大伴と太平に、太平天国への移住準備が整ったことを報告した。その夜、太平がリラと未来を連れて逃亡したため、木座神は、黒滝組の親分・黒滝英二郎に、太平の捜索とリラの殺害を依頼する。太平たちは逃亡先で黒滝の部下二人組に発見され、リラは太平の目の前で射殺される。
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単行本一覧
ホリデー新書 初刊
2冊 · 1968-12
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1968-12-25 | 250円 | 203 | ||
| 2巻 | 1968-12-25 | 250円 | 226 |
Com名作コミックス増刊
1冊 · 1973-07
| # | 発売日 | ISBN | 購入 | 価格 | 頁 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1巻 | 1973-07-10 | 425 |