※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『東京物語』(とうきょうものがたり)は、ふくやまけいこの漫画作品。『月刊アニメージュ』(徳間書店)において1987年11月号から1992年1月号にかけて連載された。ふくやまの代表作のひとつ。コミックスは1997年に大都社から全3巻が、2004年にはハヤカワコミック文庫(早川書房)全3巻が刊行されている。
あらすじ
東京物語は最終話を含め25話(番外編を含めると26話)から構成されており、メインストーリーとサイドストーリーが混在する形で構成されている。このあらすじは、メインストーリーを抜き出してまとめたものである。また、過去の出来事が物語の展開に重要な意味をもっているので、回想や会話の中で散発的に明らかになったものを、最初に「過去の出来事」としてまとめておく。 過去の出来事 西王寺瞳子は、方士の父親から薬草によるケガの治療を受けたことにより、不老の体質となる。薬草が豊富な甘粛の村に研究施設が設けられる。そこには、法士により瞳子と同じ体質の子どもたちが集められ、瞳子と同じ不老の体質になる者を作り出そうとする。実際には草二郎と公邦を除き、方士が集めた者は、民間薬では治せない難病の子どもたちである。草二郎、公邦、珊瑚、海松、依子などはこの施設で一時期育てられ、公邦は瞳子の元で育てられる。西王寺家と関連企業は日本でも同じような薬草園を造営する。養護施設に見せかけた研究施設で育てられた美也子は、黒須男爵が引き取り、自分の子どものように育てる。 方士は大陸の施設で研究し、難病の子どもたちの治療を進める。その一方で、薬草により陽証が出た子どもを救う手立てを薬草経としてまとめる。崑崙機関が施設を爆破することを知った方士は、草二郎に薬草経を託し、調査団として大陸に来ていた牧野博士に委ねたあと、他の子どもたちも避難させる。横浜に着いたとき、草二郎は人混みの中で方士を見かけ、後を追って牧野とはぐれる。方士は見つからず、傷心の草二郎は、フミちゃんから、「うちすぐそこのおそば屋なの、食べていかない」と声をかけられる。公邦は瞳子をお姫様(おひいさま)と呼び、方士の薬草経をなんとしてでも手に入れようとする。 草二郎と平介の邂逅 草二郎は隅田川の土手に住み着き、ご近所の探偵と呼ばれるようになる。蓮見荘で起きたダイヤ盗難事件をきっかけに、動天社の桧前平介と親しく交友するようになる。フミちゃんがピエロ姿の男に誘拐され、平介と草二郎が洋館に踏み込むが、草二郎とフミちゃんは閉じ込められてしまう。草二郎は陰証の力で頑丈な壁を壊して脱出する。平介が取材したサーカスの美少女海松が誘拐される。珊瑚は草二郎と陰証の力で対決する。平介は残された生ゴムを手がかりに海松を救出する。追われた二人が川に転落すると、海松は人魚に変身する。
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