※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『櫻狩り』(さくらがり)は、渡瀬悠宇による日本の漫画作品。『凛花』(小学館)創刊号(2007年6月発売)から9号(2010年1月発売)にかけて連載された。
出典: Wikipedia「櫻狩り」 (CC BY-SA 4.0)
あらすじ
大正9年、田神正崇は一高を目指し、予備校に通うため上京した。 正崇は書生先である家を探している時、危うく車に轢かれそうになった女性を助ける。その時、車に乗っていた青年から、何かあったら連絡して欲しいということで、名刺を手渡される。そこには、「斎木貿易商会 代表取締役 斎木蒼磨」と書かれてあった。 居候先の家に着いてみると、第一次世界大戦後の恐慌の影響のため、売り家になっていた。行く当てもなく途方に暮れる正崇はふと、1枚の名刺のことを思い出す。その名刺を頼りに、正崇は斎木家の門を叩く。 しかし、門の前で何度声を掛けても、誰も出てくる気配が無い。正崇は塀をよじ登り、敷地内へと忍び込む。少し進むと、立派な蔵を目にした。そこで、斎木家の執事である加藤に出くわす。泥棒と間違えられた正崇は、加藤に追いかけられてしまう。 迷い込んだ広い庭の奥地で、正崇は大きな桜の木を目のあたりにする。その樹の下に一人の青年が立っていた。彼が振り返り、二人の目が合う。混血で整った顔立ちの青年。「こんな、美しい男がいるのか」と、正崇は思った。この青年こそが、斎木蒼磨だった。 正崇は斎木家で書生としての生活をはじめる。「他人には何も期待しない」と言う蒼磨。そんな蒼磨に対し、どう接すれば良いか戸惑う正崇。だが、二人の間には少しずつ、緩やかに打ち解けた空気が生まれ始めていた。 そんな折、封印された「北の蔵」で火事が起こる。書生仲間の寺島が焼死、蔵の中に幽閉されていた櫻子という少女が助け出される。彼女は蒼磨の妹で、表向きには9年前に死亡した事にされていたが、実際はその間ずっと「北の蔵」に幽閉されていたのだった。 また、蒼磨の部下である吉野が重要な取引で失敗。クビにされた吉野は絶望し、両国の川開きに来ていた蒼磨を刺し殺そうとするが、正崇が身を挺してそれをかばう。その後、警察署にて吉野は自殺。蒼磨の周囲で連続する変死事件に、警察も疑惑の目を向け始める。 水面下で激しさを増す血みどろの愛憎劇。だがそれに気づくことなく、正崇は蒼磨に対し、兄に対するような信頼と忠義心を抱き続ける。蒼磨も、正崇の無垢な信頼を壊すことを恐れ、彼を守るような態度を取り続ける。 だが蒼磨の背負った業は、二人の穏やかな関係を続かせなかった。櫻子は正崇に、蒼磨の「本当の姿」を知るように仕向ける。
出典: Wikipedia「櫻狩り」 (CC BY-SA 4.0)
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