※推定 巻数・復刊回数・掲載誌などからの参考推定値です(実測ではありません)
作品概要
『辺獄のシュヴェスタ』(へんごくのシュヴェスタ)は、竹良実による日本の漫画作品。『月刊!スピリッツ』(小学館)にて、2015年2月号から2017年12月号まで連載された。全6巻。全32話。
あらすじ
ある日、ドイツのライン川中域の川底から、1体の「鋼鉄の処女」が引き揚げられる。右目に傷のある「隻眼のマリア」として作られたその鋼鉄の処女には、バチカンのものであることを示すローマ教皇の紋章と共に、「1552年 分水嶺の血の記憶に」という謎のメッセージが刻まれていた。 西暦1542年。現ドイツ南西部にあたるザールブルグ近郊の村で家族と共に生活していた少女エラは、内に秘めた容赦のない激しい気性を両親に忌諱されて、口減らしとして人買いへ売られることとなっていた。持ち前の機転をきかせて人買いの元から逃げたエラは、逃亡先で治療師の女性アンゲーリカと出会う。アンゲーリカはエラを保護し、エラは彼女から様々な知識と倫理観を教わりながら、親子として仲睦まじく暮らしていくようになる。 しかしそれから数年後、クラウストルム修道会の異端審問官ヴィルケが二人の元を訪れる。ヴィルケはアンゲーリカの持つ知識が修道会にとって不利益になるとし、彼女が魔女であるという告発を捏造してアンゲーリカを魔女裁判にかける。エラはアンゲーリカを救おうと行動するも願いは叶わず、アンゲーリカはエラを守るために魔女であると認め、さらに嘘の告発をさせられた上で処刑されてしまう。アンゲーリカの良心が踏みにじられ、そして命を奪われる様を目にしたエラは、今回の魔女狩りを主導した修道会の総長エーデルガルトへの復讐を決意する。 アンゲーリカの死後、「魔女の子」として、黒い森山中にあるドナウ川とライン川の分水嶺の峰に建つ更生施設・クラウストルム修道院へと収容されたエラは、そこで志を共にする仲間たち(カーヤ、ヒルデ、テア、コルドゥラ)と出会い、彼女らと協力して修道会への反抗を始める。そうして3年という年月を掛け、少なくない犠牲を払いながらも数々の困難を越えていったエラは、ついにエーデルガルトと対峙する機会を得る。エラはエーデルガルトを討ち倒して復讐を遂げ、その後クラウストルム修道会は崩壊。エラたちはそれぞれの自由を手に入れる。
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